高校生にマザーグースを!
(2006年12月10日マザーグース学会にて)
マザーグース学会第9回全国大会で「高校生にマザーグースを! CALL教室の可能性を探る」というタイトルで発表しました。
CALLとはComputer Assisted Language Learningの略で、わかりやすく言えば、LL機器をコンピュータに組み入れたものです。大阪府立高校では、国際教養科併設校と国際科学高校の計9校だけ(!)に導入された最新設備です。
CALL教室では、42台の生徒用コンピュータと教員用のコンピュータがLANでつながっていて、それぞれのコンピュータに組み込まれているソフトを使ってリスニングの練習や発音チェックができるようになっています。それぞれがインターネットにアクセスして勉強することも可能です。
うちでは、内田洋行のPC@LLを使っているのですが、このスクリーンレッスンにハンプティ・ダンプティなどのマザーグースの歌を入れて、それを活用して英詩作成や早口言葉の音声提出をしました。ボタン1つで全員の作品を回収できるんです。
音声評定の機能も面白いです。英語をリピートしたら☆☆☆☆☆で英語の発音を評価してくれるんです。苦手な発音も指摘してくれるかしこぉいコンピュータです。それが生徒さん1人1台にあるのですから、うれしいですよね。
また、ワードでマザーグースの翻訳にも挑戦しました。とてもカラフルで個性あふれる作品が集まりました。クラスで1冊の絵本を制作しました。それもみなさんに閲覧していただきました。
CALL教室で作成したマザーグース翻訳をいくつかご紹介しました。独創的な作品をお楽しみ下さい。 |
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